A 無水調理(無水茹で)がうまくできないときは、以下のような理由が考えられます。
- 適温になっていない
⇒予熱時間は、鍋の大きさや熱源によって変わります。1分程(適温になるまで)強めの中火で予熱してから調理物を入れてください。適温とは、水滴を落とすと湯玉のように転がる状態のことです。 - 火力が弱い
⇒加熱するうちに本体と蓋の間から蒸気が出てきます。蒸気が全く出てこない場合は、火力を少し強くしてください。カタカタと音がするようなら、火力を弱めてください。 - 量が多い
⇒調理物が多いと加熱ムラの原因になります。食材同士が重ならないくらいが適量です。 - 調理時間が短い
⇒量が多いときやブロッコリーなど硬いもの、水分の少ない根菜類を調理するときは加熱時間や水の量を増やしてください。食材を小さめにカットすると火の通りが早くなります。
無水調理は、水分がまったく無い状態ではなく、食材そのものの水分と少量の水を加えて調理します。
野菜等を水洗いして付着した水だけでは足りない場合もあります。
調理物によって水分量と加熱時間の加減が必要です。
各ご家庭でお好みの仕上がりになるよう調整をしてください。