油をなじませた鉄製フライパンシリーズ

油をなじませた鉄製フライパン_トップ

1.初めて使うときの〈空焼き〉〈油ならし〉がいらないすぐに使えるフライパン

鉄フライパンを初めて使用する前に行うのが、「空焼き」や「油ならし」です。
「空焼き」は表面のサビ止め塗料を焼き切るために、「油ならし」は油膜のコーティングをすることで食材のこげ付きやサビを防止するために行います。
“油をなじませた鉄製フライパン”は、あらかじめ植物性の食用油をサビ止めとしてコーティングしているので、初めて使うときの「空焼き」「油ならし」の作業なしですぐに調理を始めることができます。

2.鉄分補給で貧血予防になります。

鉄のフライパンを使って調理すると微量ながらも鉄分が摂取できますので貧血の予防にもなります。

3.ガス火は強火でも調理でき、あらゆる熱源で使えます。

高出力型200V、100Vの電磁調理器にも対応しています。
電磁調理器(IH)からガスコンロまで各種熱源にご使用いただけます。


IH対応 ガス火対応 オール熱源に対応しています

上手に使おう!鉄製フライパン
―サビや焦げ付きを防ぐために―

基本:ふっ素樹脂加工などのフライパンと同じ感覚で使わない!

*火加減はやや弱火にする。鉄はより強い熱量が伝わるため、焦げやすい。
*料理に必要な、適切な油の量を見つける。
*「こびりつきにくくするために」「サビにくくするために」のお手入れを確実に実行する。

お使いいただく前に

□この商品は、油がコーティングされているため、べたつきや油の臭いがみられることがありますが、使用上問題はございません。
ご使用前に温水で軽く洗い、乾燥させてからお使いください。
□取っ手を本体に取り付けてからご使用ください。
取り付ける際、ネジの先端に薄く油を付けてください。
また、ネジの輪の部分にドライバー等の丈夫な棒状のものを差し込んで、時計回りに締めることで確実に取り付けることができます。

取っ手の取り付け説明画像

こびりつきにくくするために
-調理の前に「油返し」-

フライパンに油が充分になじむまでは、調理の前に「油返し」を行なってください。
●ガスコンロの場合
①中火で2~3分加熱する。底面から炎がはみ出さないように注意する。
②いったん火を止めて、1/2~1カップ程度の食用油をフライパン全体に回し入れ、再度加熱する。(玉子焼器など小さいものは1/4~1/2カップ)
③油煙が出始めたら火を止める。
④オイルポットに油を戻す。

ガス火の油返し説明画像

●電磁調理器で行う場合
①スイッチを入れる前にフライパンの底が隠れるくらい、少し多めに油を入れる。
②スイッチを入れ、「弱」にして2分加熱する。
③その後「中」にして油煙が出始めたら火を止める。
④オイルポットに油を戻す。

「油返し」が完了したら、適量の油を入れて調理を始めてください。
※材料が冷たいとこびりつきやすくなるので注意!
サビにくくするために
-使った後のお手入れのコツ-

基本:鉄フライパンの大敵、水分・塩分・酸を残さない!

□使い終ったら、本体が温かいうちに、亀の子たわし・ヤシたわし・ササラなどで、洗剤を使わずにお湯で洗ってください。洗剤を使うとせっかく付いた油膜を落とすことになります。
洗浄後は火にかけて、水気を飛ばしてください。
外面は、内面を洗ったたわしでそのまま洗うことで薄く油膜が付きます。
□使っていくうちに、徐々に油の膜が取れてサビ発生の原因になる場合があります。
洗って乾燥させた後は、薄く油を塗って保管してください。
油は毎回塗らなくても、時々気になった時に塗る程度で充分です。
ただし長い間使わない時は油を塗っておいてください。
□汚れがひどい場合は洗剤で洗ってください。その場合は必ず火にかけて水気を飛ばしてから薄く油を塗り、湿気の少ない所に収納してください。
水分が付着したままですと、必ずサビますのでご注意ください。

ポイント:サビを防ぐ油膜を保つこと!

*洗剤はなるべく使用しない。
*洗って乾燥させたら、薄く油を塗って保管する。
*つけ置き洗いは厳禁。取っ手が損傷する原因にもなります。
*料理を入れたまま保存しない。すぐに他の容器に移しましょう。
*煮物(汁物)、茹で物調理を避ける。
煮物、茹で物に使ったら、すぐに洗ってお手入れを。
*長い間使わないときは、油を塗って、湿気の少ない場所に保管する。

お手入れについて

万一焦げ付いたり、サビてしまった場合

□焦げ付いた場合、金属製の固いものでこすらないでください。
お湯を入れて煮立たせ、焦げ付きを柔らかくしてからたわしでこすり落としてください。
□焦げ付きの主な原因は、調理前の予熱が不十分な場合や、油がフライパンに充分なじんでいないために起こる場合があります。
お手入れをしっかり行なうことで焦げ付きにくくなります。

●鉄フライパンを再生する方法
頑固な焦げ付きや焦げ癖(いつも同じ場所が焦げる)、サビが発生した場合に行なってください。
①クレンザー等の磨き粉を使ってごしごしと磨き、焦げ付きやサビをこすり落とす。
全体をさらに磨いて油膜を取り除く。
②水洗いして水気を拭き取る。
③強火でフライパン全体を加熱する。
④熱が冷めたらサンドペーパーかスチールたわしでまんべんなく磨く。
⑤もう一度水洗いして拭き取る。
⑥強火で加熱し玉虫色になったら火を止めて冷ます。
⑦その後以下の「油ならし」を行う。

●一般的な「油ならし」の方法
本商品では通常は不要です。鉄フライパンを再生する方法の⑦で行なってください。
①中火で2~3分加熱する。
②手で触れられる程度まで冷ます。(急冷はせずに自然に冷ます)
③食用油をフライパン全体に回し入れる。
④弱火で3分加熱する。
⑤オイルポットに油を戻し、本体が冷えたら油がなじむように内側をキッチンペーパーで拭く。

鉄フライパンは、使いながら育てるもの。
油がさらになじむと、全体がツヤツヤした黒色になってきます。
焦げたりサビたりしても何度でも再生させられるので、長くご愛用いただけます。

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